所得税基本通達38-8の9
38-8の9(被相続人が借入金により取得した固定資産を相続により取得した場合)
被相続人が借入金により取得した固定資産(既に被相続人が使用していたものを除く。)を相続人が相続又は遺贈により取得した場合において、当該相続人がその借入金を承継したときは、次に掲げる金額のうちいずれか低い金額に相当する借入金は、当該相続人が相続開始の日において、当該固定資産の取得のために借り入れたものとして取り扱う。
なお、被相続人が固定資産を取得するために要した借入金の利子のうち、相続開始の日までの期間に対応する部分の金額は法第60条第1項の規定により計算した取得費又は取得価額に算入するのであるから留意する。(昭56直資3-2、直所3-3追加)
(1) 当該相続人が承継した借入金の額
(2) 次の算式により計算した金額
(被相続人が借り入れた資金のうち相続開始の日における残存額)×(当該固定資産のうち、当該相続人が取得した部分の相続開始の日における価額)/(当該固定資産の相続開始の日における価額)
※内容については正確を期するようにしておりますが、最新の情報等については国税庁ホームページ等での確認をお願いいたします。
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