所得税基本通達49-23
49-23(生産高比例法を定額法に変更した場合等の償却費の計算)
鉱業用減価償却資産の償却方法について、旧生産高比例法を旧定額法に変更した場合又は生産高比例法を定額法に変更した場合には、その後の償却費(令第134条第2項の規定による償却費を除く。) は、次の(1)に定める取得価額又は残存価額を基礎とし、次の(2)に定める年数に応ずるそれぞれの償却方法に係る償却率により計算するものとする。(平19課個2-11、課資3-1、課法9-5、課審4-26改正)
(1) 取得価額又は残存価額は、当該減価償却資産の取得の時期に応じて次のイ又はロに定める価額による。
イ 平成19年3月31日以前に取得した減価償却資産
その変更をした年の1月1日における未償却残額を取得価額とみなし、実際の取得価額の10%相当額(鉱業権及び坑道については、ゼロ)を残存価額とする。
ロ 平成19年4月1日以後に取得した減価償却資産
その変更をした年の1月1日における未償却残額を取得価額とみなす。
(2) 耐用年数は、次の資産の区分に応じ、それぞれ次に掲げる年数による。
イ 鉱業権(試掘権を除く。)及び坑道
その変更をした年の1月1日以後における採掘予定数量を基礎として耐用年数省令第1条第2項第1号、第3号又は第4号《鉱業権及び坑道の耐用年数》の規定により税務署長が認定した年数
ロ イ以外の鉱業用減価償却資産
その資産について定められている耐用年数又は次の算式により計算した年数(その年数が2年に満たない場合には、2年)
(法定耐用年数)×(その変更をした年の1月1日における当該資産の未償却残額)/(当該資産の実際の取得価額)
※内容については正確を期するようにしておりますが、最新の情報等については国税庁ホームページ等での確認をお願いいたします。
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